イクサトンカチ時々プラモ

ウォーハンマー等のミニチュアを塗ったりプラモデルを作ったりするブログ

ウォークライ スターターセット テレイン 本塗り その1

ウォークライのスターターセットの続きです。

ペイントの方向性を見極めるためのテスト塗りを行いました。

 

以前のキルチームの時に、テレインは大量に塗料を使うという事を学びましたので、なるべく安いものでやる工夫を最初から計画していきます。

とくにシェイドは高価なシタデルカラーを使うと、ボトル単位でみるみる無くなっていくので、国産の安くて使えそうな中から今回は以前から目をつけていたMr.ウェザリングカラーをチョイスしました。

 

ウェザリングカラーは黒と茶の2色買ってあるので、方向性のテストも兼ねて小さい瓦礫で両方テストしてみましょう。

Mr.ウェザリングカラー マルチブラック

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Mr.ウェザリングカラー グランドブラウン

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比較

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左がマルチブラック、右がグランドブラウンです。

どっちも甲乙つけがたいですが、茶はちょっと温かみが出てますので、今回は冷たい感じが欲しいので黒で行こうと思います。

 

しかし、このウェザリングカラー、明るめのベース色の上でも綺麗にグラデーションがかかるので、使い勝手はすごく良くてウェザリング専用塗料の名に恥じない働きです。

毛細管現象でスーと溝に色が入っていくところはちょっと感動的ですらあります。

しかも油絵具をベースにしているらしく、専用の溶剤で拭き取りができるので、失敗を恐れず攻めていけるのも利点です。

 

ただ、問題点も無いわけではなく、脂分が入ってるので、水性塗料が弾かれます。

ビンは後から色塗りしたんですが、弾かれて全然乗りませんでした。

よってウェザリングカラーでのシェイドは最終ステップで一気に行う必要がありますのでペイント手順は以下のような変則的な物になります。

ペイントステップ

  1. ベース=タミヤアクリル[XF-21 スカイ]をエアブラシでべた塗り
  2. シェイド=自作混色ダークグリーンを薄く全体にウォッシング
  3. ハイライト=白寄りのグレーを全体ドライブラシ
  4. エクストリームハイライト=白を要所にドライブラシ
  5. 最終シェイド=ウェザリングカラーを凹部全体に流し込み

 最後シェイドで終わるというのが慣れない感じですが、とりあえず、こうすれば問題なくスピードとコストとクオリティーをいい具合でバランスさせたペイントが可能になりますので、この方向で進めていきます。

 

残りはスタチュー、ベルタワー、噴水x2、廃墟x4、階段x2、バリケード沢山となってます。

先は長いです。

ウォークライ スターターセット テレイン 下塗り 完了

ウォークライのスターターセットの続きです。

テレインのペイントに入りました。

 

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細かい面倒なバリケードはチマチマ作業を継続しつつ先に大物の壁の部分のペイントを、いつもの伝説の金魚ポンプ「静か御免」で一気に行いました。

まあ元からなんですけど最近特に青息吐息で、そろそろエアブラシの買い替えを考えてます。

十分すぎるほど使ったので捨ててもいんですけど、ここまで使ってると愛着もありますんで非常用サブとして残しつつ、また安い金魚ポンプ式か、最近頭角を現してきた充電式ハンディーエアブラシも気になりまして、そっちにするか、ちょっと考え中です。

 

悩んでいた配色は、面倒なので見本通りで行きます。

下塗りはとりあえず色がついてればいいのと、下塗りにお金かけたくないので、色味が見本と似てたタミヤアクリルの残りの[XF-21 スカイ]を使いました。

なんでこの色を持ってたかというと、飛行機物は20年に1機作ったか作らないか程度の私が、ケッテンクラートが付くというとこにつられて買ったメッサーシュミット専用の色でして、肝心のメッサーはというと組み立て途中で部品をなくしてジャンク箱の中です。

 

一連のペイントの流れをテストするために、まずは小さいテレインを生贄にして先に仕上げまで塗って行きます。

 

ウォークライ スターターセット テレイン 組み立て ほぼ完了

ウォークライのスターターセットの続きです。

テレイン組み立てほぼ完了しました。

 

■廃墟A

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順番に作っていくとか言ってましたけど、バリケードのパーティングラインの多さに軽く絶望してしまったので、バリケードは飛ばして廃墟を作ります。

ところが、この廃墟は説明書には明確な組み立て方が載ってなくて、組み立て動画を見て作らないといけませんので、そこがちょっと不親切です。

 

廃墟B

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ちなみに、組み立て自体はキルチームの物より進歩していて好感度高いです。

キルチームの場合は壁をぴったり90度に組み立てるのには、カッティングマットのマス目に合わせて接着したりするなどの工夫が必要でしたが、この廃墟は柱の対角線で分割されているので、誰が作っても90度になるようになってます。

その弊害として、柱の上部に斜めの分割線が出てしまうので、ここを処理しないといけませんが、見えるのは数か所なのでそれほど苦はありません。

 

廃墟C

 

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実はAとBは説明書にぼんやりとですけど組み立て例が載っているんでまだいいんですが、C以降は本当にまったく載ってませんので、余ったパーツから想像しながら作るしかないんで、組み立て動画を見つけないとドツボにはまります。

ちなみに使用パーツは、B2,B3,C3,C6,C7 となっておりまして、梯子は接着せずに組み立てます。

 

廃墟D

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最後の廃墟Dは残りのパーツ全部を使って作ればいいので、最悪廃墟Cさえ作れれば自ずと組み立てられます。

使用パーツは、B4,B6,B7,C1,C2,C3,C4,C5となっております。

サイズこそ大きい廃墟軍団ですが、組み立てはそれほど面倒じゃないので、サクサク完成して楽しいです。

 

残りはバリケード&梯子軍団ですが、パーティングライン全部足して直線に換算したら10mくらいあるんじゃないかと思えるぐらいに地獄です。

テレビやyoutubeを見ながら、少しずつチマチマと片付けていくしかありません。

 

 

ウォークライ スターターセット テレイン 組み立て その1

ウォークライのスターターセットの続きです。

テレイン軍団の組み立てを始めました。

 

テレインを作るに先立って、膨大なパーテイングラインの処理のために専用のモールドラインリムーバーを自作しました。

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使い終わったカッターの刃の逆側をグラインダーで角を丸く削って、中央に若干逆アールをつけただけですが、思いのほか使いやすいです。

もちろん届かない部分や、繊細な部分もありますので、そこは今までどおりカッターの刃でやりますが、通常の大半の箇所はこれ一本でいけたので、かなりのスピードアップと、ストレス軽減につながりました。

メリットとしては、

  • 厚みがあるので安心して力を入れられるのでパワープレイが出来る。
  • カッターの刃でやると稀にビビリが発生するが、これだとビビリが出ない。
  • 元々捨てるものなので、お得感がある。

こんなところでしょうか。

 

とりあえず、接着しちゃいけない箇所を解説してくれる動画も見つけましたので、どんどん組み立てていきます。

■ベルタワー

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説明書の順番どおりに作っていきます。

最初はベルタワーを組み立てました。

一番派手というか、塗りごたえがありそうなテレインです。

一階の梯子は接着しないようにという指示なので、この状態で完成です。

ガイコツがいい味出してますな。

ぶら下がってるガイコツは、ニュータイプの勘で、この先間違いなく折ってしまうと読みましたので、一か所だけ真鍮線をリングにしてブラブラするように加工してます。

■スタチューヘッド

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ここも動画の指示通りに階段と、像の頭と上の床を接着せずに組み立てました。

 

接着はシンプルなんですが、とにかくパーティングラインが尋常じゃないので大変なのはそこだけです。

とりあえず、無心でパーティングラインを消しまくります。