前書きで、上手くなるには数をこなすしかないと書きましたが、ただ数をこなせばいいというわけではありません。
イチローにおけるチチローの役目、正しい方向に導く指導者が必要です。
私の指導者はGamesWorkShopのリソースダウンロードにあったペイント大全というpdfファイルです。
今でも時々印刷したものを見て参考にしながらペイントしています。
一時はこれを勧めるだけで良かったんですが、改めてリソースダウンロードをチェックしたところ
すでにペイント大全のpdfはなくなっていました。
というわけで、そこから得た知識を元に、私が会得した色々な技法のすべてを、ここで訪問者に相伝します。
なお、私が使っているカラーがシタデルなので説明に使う色名もシタデルのものになります。
最初は基本となる光と陰です。


■陰
べた塗りを卒業して、最初のステップアップとして会得する技法が陰(シャドー)です。
いわゆるガンプラの墨入れもシャドーの技法のひとつです。
難易度は低いので、特に説明することもないんですが、下のシャドー説明図をご覧ください。

ベース色に合ったシタデルSHADEカラーを使って陰を入れます。
ベースより暗い色なら何でもよく、ハイライトより簡単なので基本的に失敗しません。
大抵は黒のSHADEで問題ないですが、明るい色の場合は、同系で行います。


■光
光(ハイライト)はシャドーと違って、ちゃんと理解してないと必ず失敗します。
ミニチュアをやる前の私はこの理論を理解しておらず、オートスキル「ぼんやり感」がつねに付いてました。(笑)
下のハイライト説明図をご覧ください。

ベース色より明度の高い同系カラーを混ぜた色を使うのが、ハイライトの極意です。
カラーピッカーで説明するのが一番分かりやすいと思います。
カラーピッカーで言うと、ベース色の真上に進むのが正しいハイライト色です。
白を混ぜると、明度はちゃんと上がるんですが、彩度が下がります。
カラーピッカーで言うと左斜め上に進んでしまいます。
これは間違ったハイライトになり、結果ぼんやりした仕上がりになるのです。


恥じることはありません、いままでは指導者に恵まれていなかっただけなのです。
youtubeで動画投稿して判明した当ブログの真のリピーターは約30人でした。
その30人の方は、今日から正しいハイライトを入れることができます。
おめでとうございます。
他人の完成品を見ても、「あ、こいつハイライトのこと分かってないな」とか、
今まで見えなかったものが見えてくると思います。



シャドー側が失敗しにくいのは、左斜め下に進んでも、真下に進んでもほとんど差が出ないためです。
ただ、すごく明るい色にシャドーを入れるときは失敗しやすくなりますので、同系色のシャドーを使うようにしないといけません。


そして、この同系の明度の違う色をコンビネーションとして簡単に揃えられるようになっている模型用塗料は、
(まっすぐ上の矢印のところに進む色が用意されているのは)事実上シタデルカラーとファレホカラーしかないのです。