シリーズ7ミニチュア

ウィンザーニュートン シリーズ7のミニチュア000です。


私ごときが、英国王室御用達のウィンザーニュートンを手にしてしまいました。
秋葉原に行って主に色とミニチュアを物色してきたついで発見し、出来ごころで買ってしまいました。
ケースがこの筆の風格を表しています。
100円ショップの筆なら木工用ボンドを塗りつけるような汚れ仕事させて、掃除し忘れてカッチカチになったりすると、わずか一回で平気で捨てたりできますが、1000円越えの筆となると途端に扱いも慎重になりますな。


ミニチュアとか細かいところを塗る筆というのは、ただ細ければいいというのではありません。
私が考える最高の筆の条件は、以下の3つです。

  1. 先端がとがっている
  2. 毛が短い
  3. 毛量が多い

先端がとがっていないと仕事にならないので、ほとんどの細筆がこの条件はクリアできます。
次に毛が短いことですが、これは野球でバットを短く持ったほうが小回りが利くのと同じ理由で、毛が短い方がよりコントロールしやすくなります。
そして、一番厳しい条件が最後の毛量です。
毛量が多いとそれだけ塗料を含むことができ、長時間作業ができるのと、先端の毛の仕事を周りの毛が支えることで仕事がやりやすくなります。
シリーズ7ミニチュア000は、私のこの厳しい条件を全部満たしています。


なお、シリーズ7にはミニチュアと付かない筆もありまして、こちらは2の毛が短いの条件をクリアしていないので、買う人はご注意ください。
なんでそんなに詳しいかといいますと、買い間違えたからです。


とりあえず、我が家の至宝「エース」と呼ばれるブランド不明筆との比較です。
ダメな毛をカットし、付け根にたまったカッチカチの塗料を拭きとらず、長い時間をかけて使い込んで熟成させ育て上げてきた、叩き上げの筆です。
長年かけて育て熟成させてきたエースと、買ったばかりの状態のシリーズ7がほぼ同じ形をしてることからも、強いフォースを感じずにはいられません。
まだ使ってませんが。

「筆は育てるものだ」  by 秀太郎

という信念を捨てたわけではありませんが、次期エースの育成に失敗しつづけていて後進が育たない以上、いい筆を買うのも止む無しです。
というか、筆がいきなりこの仕上がった状態で手に入るということを知らなかっただけです。
今後はシリーズ7ミニチュアを使っていきます。