祝!スペースマリーンヒーローズペイントコンテスト「ジェームス・ロング賞」受賞記念企画

ぜんぶ見せます今回のコンテストで使ったテクニック集 その3

 

ジェームス・ロング賞受賞記念特別企画の続きです。

ツイッターでも一部公開しましたが、ラストはおまちかねのズルい系テクニックを公開します。

 

 ■ズルい(マリーシア)テクニック その1 「くそ長いタイトル

内容的はちょっとマヌケな感じになってますが、その長さ自体には意味があります。

このような大規模なコンテストでは多数の応募があることが容易に想像できます。

その場合、何が一番怖いかというと、「埋もれる」ことなのです。

この埋もれるという状態を避けるため、本来なら簡潔に主題を説明するべきところを、あえて冗長なものにしています。

狙いは、応募作品をソフトウェアで管理しているであろう画面上で埋もれず目立たせるためです。

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なんという邪魔なタイトルつけてんだこいつは、と思われて間違いなくクリックされ、確実に作品を見てもらえたはずです。

もしボツになったとしても、見てもらえずに電子のはざまに消えていったんじゃないかという疑心暗鬼状態に陥らずに済みます。

結果を見てみますと、こちらが想定してた文字数より長いタイトルをつけてた方がいたので焦りましたが、それでも私が全応募作品中最長のタイトルだったと確信しています。

しかし、タイトルが長いせいで説明/評価スペースが侵食されるという悲しい結果に。

そして、活字になると異常に恥ずかしいので、この技はお勧めできません。

 

■ズルい(マリーシア)テクニック その2 「買ってるアピール

トラックのカチコミ橋、ルータのフェイス、など色々なゲームズワークショップのパーツを使うことでさりげなく製品を買ってますよアピールをしてます。

もちろんこれも圧倒的な実力差の前には無力となる技ですが、審査員もやはり人の子ですから、ギリギリの当落線上にいた場合、多く買ってくれている側を勝たせたいという心理が働くはずです。

私の場合はほぼ余りパーツの廃品利用みたいなもので、財布へのダメージはまったくなかったのですが、そのためだけにキットをつぶすとなると結構勇気がいる技かもしれません。

 

■ズルい(マリーシア)テクニック その3「レギュレーションの隙をつく

ズルいかどうかは置いときまして、大事な事なので大トリにしました。

レギュレーション読解力の有無は勝敗に大きく関係しますので、きちんと理解して、さらにどこかに穴がないか隙を探します。

今回のコンテストのシングル部門参加規定です。

  • スペースマリーンヒーローズ1体を使用し、ペイントや改造を施した作品を対象にした部門です。ベースの作りこみも可能です。

読み取らなければならない点は「改造の程度」です。

ゲームズワークショップとしてはこのコンテストをヒーローズのクオリティやラインナップのアピールの場と考えているはずなので、改造は許可したけど12体の誰キャラなのか分からなくなるまでいじってくれるなよと言う思惑が透けて見える言い回しであることに気が付かなくてはなりません。

よって、私はヒーローズ特有の部分をつぶしたらアウトと判断しました。

大事なので色を付けました。

ヒーローズはポーズも独特なので、大きく変えない方向で、左腕のアングル変更と首の回転、つま先のベース分離に伴うついでのアングル変更だけにとどめました。

この読みが当たったかどうか判断するのは難しいですが、マリーンの本体部分に大きな改造を施した作品が選ばれてない事からも、そんなに間違ってはいないかと。

唯一の隙は後半の「ベースの作りこみも可能です」の部分にありました。

モデリング完了時に撮った画像です。

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ボゥイを丸ごと「ベースの作り込み」として配置するという違反すれすれの勝負に出ました。

注目して欲しいもう一点は材料です。

ボゥイですでにリスクを負っているので、追加のリスクを取ることは得策ではないと思って、大事をとってプラ板プラ棒の使用を避けました。

パテはゲームズワークショップ製ではありませんが、さすがにここは各自の好みがある部分ですので他社製品でも制限されないだろうと考え、削りやすさ重視で国産エポキシを使いました。

このベースの隙をついて「オルク潜入計画」は実行され、いろいろな奇跡が重なって無事目的を達成しました。

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今後レギュレーションで規制される可能性も無きにしも非ずですが、この戦法がどこまでインフレ可能なのかちょっと興味はあります。

私はもうやりませんけど。

 

というか、レギュレーションに関してはやっていい事と悪い事をもうちょっと細かいとこまで書いといて欲しいというのが本音です。

なんにせよ、ベースの作り込み等のモデリングを一切行ってないくろまるさんの作品が金賞を取ったという意味をよく考えた方がいいかもしれません。

 

2週にわたってお送りしてきました特別企画はこれで終了です。

私が、なりふり構わず入れられる限りのテクニックを入れまくり、もがいてもがいてなんとかようやく特別賞をもぎ取ったという事がお分かりいただけると思います。

非常にカッコ悪い入選ですが、スキルで圧倒的に劣っていても知恵を絞って頑張れば何とかなるという勇気と希望を与えられたのではないかと自負しております。

 

来週からは平常運転になります。