イクサトンカチ時々プラモ

ウォーハンマー等のミニチュアを塗ったりプラモデルを作ったりするブログ

1.アイデアはスキルに勝る

丁度スペースマリーンのコンテストに全力を注いでいる最中で、私がコンテストモードに入っているからなんですが、お前ごときがシリーズの4弾はコンテスト指南です。

若干無理やりなネタですが、コンテストにおける勝利のカギを伝授しようと思います。

 

作品を見ずとも、参加者のリストがあれば「あの人とあの人とあの人の中の誰かが勝つわ」と、ララァ並みに言い当てられそうな程、一部のトップペインターとの間に実力差があることは理解してます。

しかし、そんなスキルに差がある相手でもジャイアントキリングは可能なのです。

もちろん全力を出した上での話ですが。

もう時効だと思いますんで、タイトルにした「アイデアはスキルに勝る」を実例を挙げて説明します。

 

f:id:hidetaro2011:20171112013814j:plain

雑誌コード08128-10

ホビージャパン昭和56年10月号別冊 HOW TO BUILD DIORAMAS

26ページ 第二章アイデアとプランから引用

 ディオラマをより良くするための参考例として挙げられていた、飛行機のクラッシュモデルのプランです。

なるほど、C案が素晴らしいと理解した私は、このプランをそのままお借りするというマリーシアな方法でディオラマを作ってみました。

もう一度念を押していいますが、時効です。

それがこちら。

 

f:id:hidetaro2011:20171112123113j:plain

デュアルマガジン4号のダグラムのコンテストで2席に入選しました。

 

 この号を持っている人は見ていただくと分かると思いますが、3席の方の方が私より明らかにスキルが上です。

特定の方をディスるようで申し訳ありませんが、3席の方はスキルは優れていますが、フルスクラッチすること自体が目的となっているためか、作品としてどう見せるかとかいったアイデアの部分で平凡です。

一方私の作品はスキルは平凡でも、アイデアが(一流のプロのアイデアをほぼ丸ごとパクっているので当然ですが)優れています。

スキルだけで勝負が決まるわけではないのが、コンテストの面白いところです。

 

ジャイアントキリングに成功したことで、この本を書いたおっさんは正しいことを言っていると確信し、この出来事から、私は会ったこともないシェパードペイン先生のことを師と仰ぐようになったという訳です。