スペースマリーンヒーローズ2 コンテスト ペイント 本塗り その1
第2回スペースマリーンヒーローズ ペイントコンテストに向けて本体を塗り始めました。
一番美味しい顔を最初にやってしまうので、ブログの盛り上がりとしてはここがピークといういつもの残念な流れになりますがしょうがないですな。
早速今回もなるべく細かいところを解説しつつ、進捗をお見せします。
■筆
愛用する我が魂の筆、ウインザー&ニュートンのシリーズ7の0番を使ってます。
もう5年くらい使ってますが全く性能が衰えません。
プラスチックの使い捨てパレットなので筆が痛みようがないというもの大きいかもしれませんが。
あと、今までは同じ0番でもコントロールしやすい「ミニチュア」という、短い毛の方を使っていたんですが、毛が長い方がサスペンションのような働きをしてブレにくい事を発見してから長い毛の0番をよく使ってます。
短い毛は売ってる店も限られますが、長い毛は近所の世界堂でも扱っていて買いやすい点も魅力です。
■使用したカラー
顔の塗りに使ったカラーは以下の通りです
- メイン色 シタデルLAYER [KISLEV FLESH]
- ハイライト色 旧シタデル [SKULL WHITE](早く使い切りたいだけで他意なし)
- シェイド色 ファレホゲームカラー72044 [Dark Fleshtone]
- 微調整用 シタデルSHADE [REIKLAND FLESHSHADE]
今回はペイント中に一息つくごとに画像を撮影しました。
順に説明します。
■顔 ベースコート
肌の部分をメイン色でベタ塗り2回。
白サフのおかげで2回で発色してますが、ベタ塗りだって言ってるのにハイライトを意識して塗り残ししてるのが私の悪い癖です。
メカ部分は慎重に黒で薄塗り。
画像はないですが、この後白目をメイン1:1ハイライトで塗りました。
シェパードペイン先生の教え通り、白目は白で塗らないを意識して塗ります。
■顔 詳細塗り
失敗を取り返しやすいので真っ先に目を入れます。
瞳の色は虹彩と瞳孔を塗り分けなくていい分楽なので、私は好んで黒を使います。
目が終わったら他の顔の部分を、ハイライト色とシェイド色をメイン色に混ぜながら大雑把に陰影を入れます。
試しに眉毛をいれてみましたが、変になったので眉毛は無しにしました。
■顔 微調整
後は色のつながりをなめらかにする微調整をひたすら繰り返します。
本体と合わせた最終段階でまた調整するかもしれませんがパーツとしてはほぼ完成です。
微調整にはシタデルシェイドが最も信頼できますが、下げる事は出来ても上げることが出来ません。
白やメイン色側の明るい方に上げる時は秘密兵器を使います。
■秘密兵器 ファレホ70596 [GLAZE MEDIUM]
最初はリターダーを使ってましたけど、乾燥待ちが面倒なので、最近はこれを使ってます。
シタデルで言うところの[ラーミアンメディウム]とほぼ同じようなもので、水だとはじかれるくらいの量でも、これだと普通に塗れます。
ただ、液体の時は乳白色なので、ラーミアンメデイウムの方が優れていると思いますが、買った時にまだラーミアンメディウム売ってなかったので仕方ないです。
という訳で、あっさりと最重要パーツの顔が仕上がってしまいましたが、実はこれはサニュクトゥスが片目という事が大きく影響してます。
両目だと目線を合わせるだけでも何度も修正しますが、片目だと目線修正の必要がないので、修正も3回くらいで済みました。
それでも3回はやってるという…
予定よりも早く進んでいて余裕があるので、本格的に本体ペイントに入る前に一旦パレットの環境を整備する予定です。