イクサトンカチ時々プラモ

ウォーハンマー等のミニチュアを塗ったりプラモデルを作ったりするブログ

ジョーカー50 ブレーキマスターシリンダー&ブレーキ液点検窓 交換

早くもジョーカーのレストアの続きです。

 

ブレーキフルードの交換をパパッとやってしまおうとしたところ、レバーを握っても握っても古いフルードがちょっとしか送られないという事が判明しまして、調べたらもうマスターシリンダーが錆び錆び状態でした。

ということで、ブレーキマスターシリンダーを交換することにしました。

ブレーキマスターシリンダー交換

名称 品番 価格

ブレーキマスターシリンダー

ピストンセット

45530-MN9-305 2662円

ちゃんと品番情報も書いていく親切スタイルです。

とりあえずパパっと交換しようとしたところ、Eリングは軽く掃除した程度ですぐに外れたんですが、その奥のワッシャーが固着していてびくともしません。

そんな症状で悩んでいる人はネット上には皆無でしたので、検索しても情報は出てこず、ここで一旦躓きましたが、ブレーキフルードは水溶性という貴重な情報を発見しまして、一晩水に付け置きしたら、軽い衝撃であっさりと外れました。

ゴムをはめるのに手こずり、最終的にはインレタ圧着用の先が球になってる棒を使ってなんとか無事に交換完了。

インレタがほぼ世の中から姿を消したのにインレタこすり棒だけ役に立つという、諸行無常の響き感。

ブレーキ液点検窓 交換

ついでだし、どうせなら、このほとんど見えないくらいに劣化した点検窓も交換できないものかとパーツリストを調べましたが、ここの品番は書いておらず、諦めつつも色々ネットサーフィンしていたらなんとドンピシャの物を発見してしまいました。

まったく知りませんでしたが、こういったパーツリストに乗ってないのに品番がある物を魔法品番と呼ぶのだそうです。


こちらが、魔法品番のブレーキ液点検窓と、ゴムパッキンの品番です。

名称 品番 価格
オイルレベルゲージ 45515-MA6-006 549円
Oリング 45516-MA6-006 230円

ちゃんと品番情報も書いていく親切スタイルです。

しかし、誰がこんな情報を見つけてくるんでしょうか?、こっちとしてはありがたい事ではありますが。


アマゾンなんかで調べれば、あやしい類似商品がゴロゴロ出てきますが、命を直接預けるブレーキとタイヤの部品はケチらないと決めてますんで、純正部品が見つかるのは素直に嬉しいです。

ただ、注文した窓のパーツには、裏のお菓子のスピンみたいな形の金属のパーツが入ってなかったので、ここは今ある部品を再利用しなければならないです。

つまり、プラの裏にある金属パーツは破壊せずに、プラ部分だけを破壊しなければならないというミッションインポッシブル状態。

とはいえ、模型用のミニな工具が充実している私にとってはイージーとまでは言え無いものの、(ほぼドレメルフィーノの性能のおかげですけど)特に問題なく無傷で取り出せました。

破壊手順

  1. ドリルで窓に穴開け(裏のスピンに届かないように注意)
  2. ルーターで残りを削る(材質が普通のプラではなく、ポリカーボーネートのような弾力のある素材なので、低速で慎重に)
  3. スピンを取り出し、ゴムパッキンと残りのプラをペンチ的なもので取り出す
  4. 残った外周の金属リングを自転車用のタイヤレバーで抜く

なんか、フルードを交換するだけのハズがいつのまにか大事になりましたが、この窓が新品になると気分は上々ですので、古いバイクに乗ってる人はやったほうがいいです。

点検窓だけ、まるで新車のような輝き。
という訳で来週本題のブレーキフルードを交換予定ですが、画的に面白いものではないので、コンテンツにはしないと思いますんで、これでジョーカー50は本当に一段落です。