イクサトンカチ時々プラモ

ウォーハンマー等のミニチュアを塗ったりプラモデルを作ったりするブログ

スペースマリーンヒーローズ2 コンテスト ペイント 本塗り その5

第2回スペースマリーンヒーローズペイントコンテスト用のサニュクトゥスの続きです。

 

メイン色を本気塗りしました。

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■メイン色塗り

アーマー全体に、シタデルLAYER[EVIL SUNZ SCARLET]でグラデーションを入れました。

具体的にはラー油並に薄めたカラーを、ひたすら塗り重ねていくというアホみたいな塗り方で塗ってます。

時間と根気が無駄に必要になる代わりに、スキルは不要で誰でも出来ます。

しかも、持つ筆は一本、使う色も一色、濃度も一定と、作業自体は単純で、塗る範囲の事だけに集中できるので失敗が少ないです。

また、乾くのを待つ間にそのまま別の部位に移る事が出来るので、没頭したままずっと塗っていられるというメリットもあります。

ランナーズハイならぬペインターズハイ的な何かが分泌されてる気がします。

■画像でチェック

私の場合はブログに載せる目的で画像を撮っていますが、カメラの目で見ることで塗りムラを発見しやすくなりますので、画像チェックは大事です。

とは言え、この段階では塗りムラは気にせず(少しは気にしますが)、グラデーションの範囲と面積配分に神経を集中させます。

そんな中でも、偶然、自分でも惚れ惚れする美しいグラデージョンが生まれる事があります。

右足の膝下、グールクイーンの角以来の自己満足度100点のグラデが爆誕しました。

しかし、運命のいたずらでしょうか?正面からはベースの死角になってほぼ見えません。

シッョクのパーです。

 

今のところ、怖いくらい順調です。

このままのペースだと1月中には完成が見えてきそうですが、何が起こるかわかりませんので、このまま前倒しで進めていきます。

 

スペースマリーンヒーローズ2 コンテスト ペイント 本塗り その4

第2回スペースマリーンヒーローズペイントコンテスト用のサニュクトゥスの続きです。

 つま先の部分だけ、先に通しで試し塗りました。

■試し塗り

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予想した通りイメージより明るめですが、後で調整できる範囲に収まっていると思います。

収まらなかったとしても、イメージ通りに塗れていると思い込めばセーフです。^^;

実はこのテスト塗りが終わった段階では、まだ不安が大きかったりしますが、ペイント途中からの迷いは一番禁物です。

進むべき方向は間違っていないと自分に言い聞かせて進むしかありません。

 

■赤のカラーレシピ

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カラーレシピは以下の通りです。

  • エクストリームハイライト 旧シタデル[SKULL WHITE]
  • ハイライト 雰囲気で色々混色
  • メイン  シタデルLAYER[EVIL SUNZ SCARLET]
  • シェイド ファレホモデルカラー70828[WOODGRAIN]
  • シェイド ファレホモデルカラー70950[BLACK]
  • 微調整用 シタデルSHADE[CARROBURG CRIMSON]

 

あと、早速ウェットパレットを使いましたが、なかなかいい感じです。

蓋を閉めておけばリターダー無しでもかなり乾燥を防いでくれます。

貧乏性にはこれがありがたいです。

 

ちなみに次回以降のコンテンツは似たような画が続くだけですので、アーマーが塗り終わるまでは当分面白くならないと思います。

スペースマリーンヒーローズ2 コンテスト ペイント 本塗り その3

第2回スペースマリーンヒーローズペイントコンテスト用のサニュクトゥスの続きです。

 

ターミネイターアーマーのメインの色を決めるカラーテストを行いました。

指南タグをつけているので、こういった普段見せてない地味な作業もすべて公開していく親切方針です。

ネタ切れなんじゃないかとか、そういう疑った目で見てはいけません。

 

■赤のカラーテスト

メインとなる赤を、手持ちの色の中でテストしてみました。

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左のペイントセットのLAYERの赤[EVILSUNZ SCARLET]は、BASEのハイライトに用意されているため、メインの色として考えると少し明るめ(紅の豚っぽく言えば「軽薄な赤」)なので、もうちょっと普通の赤が理想です。

真ん中のBASEの赤[MEPHISTON RED]はいい感じの色ですが、透けないことを目的として開発されたBASEをグラデーションさせながら薄塗りするのは本末転倒で、難易度が高そうです。

右のファレホ72011[Gory Red]は、シタデルのレイヤーに相当するシリーズなので行けそうですが、色味がちょっとイメージよりも暗すぎます。

消去法で「軽薄な赤」で行くことにします。

補助的にファレホも使うかもしれません。

 

■黒のマスキングテープ

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何年か前に起きた謎のマスキングテープブームのおかげなのか、ありがたいことに黒のマスキングテープというものが普通に手に入るようになりました。

カラーテストをする場合、白下地からの発色の確認に関しては、プラ板やメモ紙など身の回りに白い物があふれているので困りません。

しかし、黒下地の確認は一度プラ板に黒サフを塗るなどする必要があって、ちょっと厄介でしたが、これがあると簡単に確認出来るのでとても便利です。

上のカラーテストでも下の黒い側はこのマスキングテープを使ってます。

ちなみに私は近所の世界堂で買いましたが、100円ショップでも売ってるのを見かけました。

いい時代です。

 

スペースマリーンヒーローズ2 コンテスト ペイント 本塗り その2

第2回スペースマリーンヒーローズペイントコンテスト用のサニュクトゥスの続きです。

■ベース色塗り

初心者じゃないのにベーシックペイントセットを買ったので、手元に未使用の赤系カラーが沢山ありますので、これらを使わない手はないということで、苦手意識のある赤系ですが、パッケージのまんまのブラッドエンジェル戦団カラーで行くことにします。

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ファレホモデルカラー70828[WOODGRAIN]を、いつもの金魚ポンプ界の絶対王者「静か御免」でエアブラシしました。

 

ベーシックペイントセットの手順では赤のBASEから赤のSHADEでベースを作るという基本的な方法を行っていますが、これはどちらかと言えばスピードを優先した塗り方で、コントロールしづらいSHADEを広い範囲に使うと必ずムラが発生するので、今回のような美しさを優先するコンテスト向けのペイントには向きません。

隠ぺい力の低い通常のカラーで、下が透けることも利用しながら、徐々に上げていきます。

 

ちなみにモデルカラーは、私が基本としているゲームカラーとは違うラインナップのファレホです。

まだわずかに残っているものの、もったいなくて使えない魂のカラー、旧シタデル[SCORCHED BROWN]の後継色として見つけてきた色で、手持ちでは今のところ一番近い色です。

脱線しますが、コートデアームズというブランドが旧シタデルカラーと同じだという夢のような情報をつかみましたが、何故か[SCORCHED BROWN]だけピンポイントでハブられていました。

悲しすぎます。