イクサトンカチ時々プラモ

ウォーハンマー等のミニチュアを塗ったりプラモデルを作ったりするブログ

スペースマリーンヒーローズ2 コンテスト ペイント 本塗り その9

第2回スペースマリーンヒーローズペイントコンテスト用のサニュクトゥスの続きです。

細かい所の塗りを継続中です。

 

ミニチュアは小さいですが、その中での大きな部分(アーマーなど)を塗る時はとても神経を使うのに対して、こういった細かい部分は、仮に失敗してもやり直しが楽に出来て気軽に塗れるので勝手に筆が動くお楽しみゾーンです。

また偶然も味方にしやすいです。

今回も、カメラレンズ?の部分で偶然を味方にできました。

指南タグもつけてますので、「偶然を味方にする」とはどういうことかを具体的に説明します。

■カメラレンズ?の宝石塗り

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これをサーチライトに見立てれば、(実際設定はサーチライトっぽいですが)明るく塗って発光表現をやるのに持って来いですけど、宝石塗りが好きなのと今回の作品の設定ではそういうのはいらないのでカメラ的なもの、もしくはライト消灯状態として塗りました。

上の大きい方のレンズに注目してください。

最初にレンズ外周リング部をグレーでベタ塗りし、リング下側に少し白でハイライトを入れてから中のレンズの宝石塗りを行いました。

その後、リングとカメラの境目を強調するために墨入れっぽく黒を入れたんですが、まだレンズが乾いておらず、外周部にまで自然にレンズのグリーンがにじみました。

ぼんやりと輝いている感じの特定光源法で塗った様に見えるかもしれませんが、偶然の産物で意図してません。

下の小さいレンズはほぼ意図したとおりの出来なので比較できると思います。

これが奥義「偶然を味方にする」です。

まあ、要するに失敗なんで自慢する事じゃないですけど。

 

■ふんどし

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youtubeで外人が布感のある塗りをやっていたのを見つけたので、それを真似してみました。

点描っぽくというか、点線を描くような感じで色を置いていくと縫い目感が出て布っぽく見えるようです。

この技法は要研究です。

ふんどしも今回のミニチュアでは陰になる部分なので、色の範囲を大きく使えず大変です。

どっちもみちほとんど見えない場所なので、自己満足です。

なんかゴミが塗り込まれていますので、これは彫刻刀で削って修正します。

 

 

これで残る大物パーツは、見せ場の一つでもある「ツメ」のみとなりました。

秘密に作業をしているベースは塗り40%というところで、すでに峠は越えているので、ツメ次第ですが、今月中には完成しそうです。

締切りが1か月余るということになりそうですが、早めに応募するか、ギリギリまで細かい修正をするかはその時に考えます。

 

 

スペースマリーンヒーローズ2 コンテスト ペイント 本塗り その8

第2回スペースマリーンヒーローズペイントコンテスト用のサニュクトゥスの続きです。

細かいところを塗りました。

■胸の鳥

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肉眼だといい感じに見えたんですけど、拡大するとダメな部分だらけでやり直しです。

見せ場ではありますが、前傾姿勢で陰になっているため、どうしても暗い色しか使えないので、調整が難しいです。

問題箇所はメモしておいて、塗れてないところをどんどん塗りつぶしつつ、一通り終わってから細かい直しをしますので、とりあえず仮合格にして先に進みます。

レシピ的には各種グレーと白黒に真ん中のマークだけNMMシルバーっぽくファレホ72019[NightBlue]を混ぜてます。

■右肩パッドの装飾

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長い事研究してきたNMMゴールドの最新カラーコンボ(極秘)を使ってみました。

研究の甲斐あって、色味はほぼ理想に近いです。

なんとなく使い古した真鍮っぽいシャレオツ感出てますが、ゴールドなのかと言われるとちょっと自分でも?マークでます。

そういう感じのを狙ってやっていると思い込めばセーフです。

 

■ブログタイトル変更

すでに私はミニチュアの住人で、ミニチュアの比率が高く、「プラモデル&ミニチュア制作ブログ」というタイトルと中身の乖離を修正したいと思ってましたが、いい名前が浮かばずズルズルと先延ばしにてました。

平成も終わることですし、まあまあのタイトルも思い浮かんだので、ブログのテーマの変更ついでに「イクサトンカチ時々プラモ」に改めました。

以前ウォーハンマーの代わりとしてボードゲームのコマを検討してましたが、出来のいい立体コマが付いたボードゲームはコンスタントには発売されず、材質もフニャフニャで、これをメインにするのはとても無理という結論になりました。

一応、まだダンジョンサーガの残りや、フロストグレイブ用としての単発ミニチュアと、ゾンビサイドは2シリーズ分がまるまる残っているので、これらは隙を見てやっていきます。

ウォーハンマーの値段にはもちろん不満ですが、すでに十分な在庫を確保してるので、後10年は買わなくとも塗ってられそうですし、結局ウォーハンマー以外の選択肢がないのが現状です。

当面ウォーハンマーメインで塗って行くので、それならばとタイトルに入れました。

ちなみに、イクサトンカチはウォーハンマーの直訳ですが、そんな呼び方してるのは私だけですので、現実の世界で言霊にはしない方がいいかとw

 

 

遅くなりましたが、明けましておめでとうございます。

今年もよろしくお願いします。

スペースマリーンヒーローズ2 コンテスト ペイント 本塗り その7

第2回スペースマリーンヒーローズペイントコンテスト用のサニュクトゥスの続きです。

 

肩パッドの装飾を塗りました。

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ここまで拡大すると粗がバレますが、この画像チェックを経て何回か修正を入れますので、一回めにしては、むしろ出来がいい方です。

■左肩パッド装飾

メイン色は旧ファウンデーション[KHEMRI BROWN]で、ハイライトは[SCULL WHITE]を使用しました。

ベース色は、本体の赤との親和性を持たせるため、あえて本体のベース色のまんまです。

イラストとかでも、アニメ風の線画の線を黒じゃなくて茶色とかにして、シャレた感じを出すやつを意識してみましたが、あまり効果はないというか、これがオートスキルぼんやり感の元凶な気がしないでもないですな。

 

というわけで、今年はこれでラストです。

ウォーハンマードップりな一年でした。

もし毎年コンテストやるとなると、正月はつねにコタツウォーハンマーということになりそうです。

年に1個はプラモつくるという誓いがありますので、早めにこれを終わらせて、久しぶりに何かプラモ作りたいです。

 

 

 

 

 



スペースマリーンヒーローズ2 コンテスト ペイント 本塗り その6

第2回スペースマリーンヒーローズペイントコンテスト用のサニュクトゥスの続きです。

アーマーの難易度が高い部分にハイライトを入れました。

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■ハイライト色塗り

ハイライト色はムラが出やすい上に、アーマーの表面積の半分以上がすでに完成しているので、電流イライラ棒をやってるような状態になり、難易度がグッと跳ね上がります。

ここからは慎重の上にも慎重を期して、十分な睡眠、食事、トイレなどを全て済ませた後、心技体すべてそろった段階で塗り始めます。

これは冗談ではなくマジです。

メイン色の時は、面積も広く、探りを入れつつ塗っていくため、薄塗り主体でしたが、ハイライト色はメイン色があるので入れる位置は確定してます。

ハイライト中心位置から、迷いなく一発でブレンディングを入れていきます。

具体的には、ゲームズワークショップの無料ペイントマニュアル通りのオーソドックスなやり方「水でカラーを引き延ばす」の、水をグレーズメディウムに置き換えた形で塗ってます。

■エクストリームハイライト色塗り

面積的にほんとに少しだけなので、ハイライトと一緒に入れます。

要するに光源の映り込み、テカリなので、反射率をどれくらいに設定するかで範囲もぼかし方も変わりますし、ここは人それぞれレシピが異なる部分ですから、表現方法は一つではありません。

自分が「好き」「気持ちいい」「真似したい」と思った作品を見つけ、模写するのが上達の近道です。

普段の私ならサージェントはともかく、一般兵にここまでピカピカ感は求めないんですが、諸事象により反射率高めにしてます。

■右肩パッド危機一髪

ここまで順調に来てましたが、ついにピンチを迎えました。

ハイライトを塗り終えていい気分になった後にチャプターマーク入れてない事を思い出し、手っ取り早くペイントセット付属のデカールを貼ったら運悪くハイライトのど真ん中に被ってしまい、本気で焦りました。

とりあえず、デカール上に死ぬほど慎重にグラデーションを入れて、何とか事なきを得ました。

デカールなのにフリーハンドでマーク書いたのと同じくらい疲れました。

■前大会を踏まえて

第1回大会は色々と勝手が分からなかった部分があったのですが、2回目になると前回の経験を生かすことが出来ます。

前回、10枚くらい画像を送りましたが、紙面に載ったのは正面の画像1枚でした。

これを踏まえて、正面に完全特化したハイライトとシェイドを入れてます。

なんか逃げるファルコン号とかのシーンでよくある、シールドのパワーを1か所に集めろ的なドキドキ感があります。

側面の画像送らなければいいんじゃ?と思う人もいるかもしれませんが、最低でも前、横、後ろの3枚は送らなければいけないレギュレーションなので無理です。


今回は、リスク覚悟の勝負に出ました。

板東英二風に言うと「勝ちたいんや」状態です。