イクサトンカチ時々プラモ

ウォーハンマー等のミニチュアを塗ったりプラモデルを作ったりするブログ

ドラクエはもう飽きてますので、もしかしたら2.0買わないというケースも無きにしも非ずなんですが
2.0までまだ少し時間がありますので、新ネタ関連はいったんストップして、ブログ関連の途中でやり残してるところを埋めていくことにします。
とりあえず、塗り指南が分散していてグタグタだったので、一気にまとめて書いてしまいます。


■前書き
塗りが上手い人がどのジャンルに集まっているのかを、曇りなき眼で見回った結果、
ミニチュアの世界に居る事を突き止めてから、早3年。
その眼に狂いがなかったことは、私のペイントスキルの上達ぶりを見れば明らかですが、
じゃあ何故ミニチュアの世界に上手い人が集まるのか?は謎のままでした。
疑問を解消しないままに塗り進めてここまで来ましたが、自分で体験して答えが出せましたので、
久しぶりに大きな字で発表したいと思います。
久々の画像無しでお送りします。
3つあります。


塗りが上手い人がミニチュアの世界に集中している3つの理由

  1. 使っている塗料の性能が良い
  2. モデリング工程に時間を取られない
  3. 数をこなしている

順に説明します。


■1.使っている塗料の性能が良い
ミニチュアのジャンルで使われている色はシタデルカラーと、ファレホカラーです。
youtubeメジャーリーグ日本人選手速報を毎晩チェックした後、ペイントのHowTo物をあさるのが習慣化していたんですが、
使われているカラーほとんどこの2種類でしたのでほぼ間違いありません。
外国製なので日本ではどちらも入手が難しいですが、これらのアドバンテージは圧倒的です。
それまで私が長年使い続けてきたタミヤアクリルを捨てさせるほどの実力差があります。
ファレホは使ったことがないのですが、性能的にはほぼ変わらないものではないかと思います。
大きく違うのは容器の形状ですが、表現方法は違えど、どちらもすぐ塗れるという点に対して配慮されています。
日本のカラーはこの点でもまったくだめで、いざ塗ろうと思っても蓋が固くて開かないという経験は日本人なら全員あるはずです。
また、匂いもほとんどなく室内でふつうに塗れるという点も大きなアドバンテージです。


■2.モデリング工程に時間を取られない
本格的に気がついたのはGamesWorkShopのフリッカーです。
新製品の発表がされて、その完成品がフリッカーのプールにアップされるまでの時間が異常に早いのです。
私が覚えているのは最短で5日くらいでしたか。
どう考えてもモデリング期間が短すぎるんで、よくよく作成中の動画なんかを見てますと、
パーツをニッパーで切った後を平らにした程度で、パーティングラインなんか完全無視で瞬間接着剤で接着し、
そのまま塗装に入るという人がほとんどです。
元々、メタルフィギュアだったものが最近プラ化されたという流れも影響してると思いますが、
モデリング工程が無いに等しいくらいです。
私の経験では、プラモだとモデリングとペイントの比率は9:1くらいなんですが、ミニチュアの世界では逆で1:9くらいです。
ペイントにかける時間が圧倒的に長くとれるので、必然的にペイントスキルが身に着くのだと思います。


■3.数をこなしている
恥ずかしながら、最後まで気がつかなかったのが、数をこなしているという当たり前の部分でした。
イチローは364日バッティングセンターで打っていたという話や、うまいサッカー選手が1歳からボールをけっていたなど、
例をあげなくとも、技術的に上達する方法はどの世界でも同じで、ひたすら数をこなすしかないのです。
ペイントも例外ではなく、上手い人のhowtoを見た後、他の動画を調べて見ると、大抵ものすごい完成品の数をアップしてたりします。
上のモデリング工程に時間をとられないという点も、この数をこなすための前提にすぎません。
結局上手くなる方法はひとつしかなく、ひたすら塗って数をこなすほかにありません。